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猫の恋



最近夜になると猫ちゃんのセツナイ鳴き声が・・・

そろそろ恋の季節なのでしょうか。

調べると「猫の恋」というのがちゃんといまごろの俳句の季語としてあるようです。

でもときどき「ギャオーーーッッ!!」と威嚇するような声も。

オス同士のたたかい!?

猫社会もタイヘンそう・・・



これは坂場さん作の汲み出し茶碗です。

坂場さんの作品ではめずらしく真っ白でシンプルなのですが、見込みにカワイイ猫ちゃんが。

お茶を飲み干したら猫がちょこんと座ってたなんて・・・

very cute!!


青釉猫文汲み出し(直径約9cm)   坂場圭十


商品などのお問い合わせはinfo@gallery-sho.comまでお願いいたします。 
ロゴマーク



名刺にロゴ印を押してお渡ししてるのですが、「どなたが作られたのですか?」とよくお尋ねいただきますので(嬉しいです!)ご紹介いたします。

このロゴ印は書道家の川瀬碧水さんにお作りいただきました。もちろんとても気に入っております。

GALLERY掌の立ち上げにあたって真っ先に作りました。

ロゴがうまく決まればいい流れに乗れるような気がして。

和食器を扱うSHOPなので、書か篆刻がいいなぁと思い、探して探して・・・また探して・・・

やっと川瀬さんのブログを見つけ、「この方だ!!」と。

すぐにメールを差し上げ、打ち合わせのお約束をいただきました。

いつもは何をするにもスローテンポで、あまりテリトリーを広げることのできない私ですがギャラリーのこととなると自分でも怖くなるほど大胆不敵。ほんとうに不思議なのですが。


そして・・・川瀬さんに実際にお会いして・・・緊張してロゴに対するイメージがうまく伝えられなかったのですが、本当に思い通りのロゴ印が出来上がりました。

川瀬さんが私を見てニュアンスを酌み取ってくださったのだと思います。

実際に会わなければこのロゴは生まれなかった。

この時以降、私はギャラリーに関わることは必ずご本人にお会いすることに決めています。


その後、今までずっとこのロゴとともにコツコツ準備を進めてきました。

何の基盤もなく毎日が試行錯誤の連続ですが、少しずつ私の思いがかたちとなりつつあります。

これからもずっとずっと・・・私の心強いビジネスパートナーです。



商品などのお問い合わせはinfo@gallery-sho.com
までお願いいたします。
japan



ジュエリーには悲しいかなあまり縁がありませんが、これはうまく私のところへ来てくれたペンダントです。

ティファニーのオープンハートで有名なエルサ・ペレッティのデザインなのですが、これ、トップの部分が漆塗りなんです。おもしろい!

ペレッティ女史は大の日本びいきで竹細工でパーティバッグを作ったり、日本の伝統工芸品からいろいろとインスピレーションを受けたようです。

漆塗りは西洋では「japan」と呼ばれ、このことからも美しく神秘的なこの国の工芸品が憧れのまなざしで眺められていたことが伺えます。

このペンダントを購入する際、ショップの方が使用上の注意点を説明されたのですが、「直射日光にあてない」「乾燥の激しいところに保管しない」など漆のお盆やお椀を使う上での注意点とまったく同じだったので、思わず嬉しくなってブキミにニコニコしてしまいました。


さて、全然話は変わりますがオリンピック盛り上がってますね!

今日の男子フィギュア、わが息子を見守る母親のような心境でハラハラしながら応援してました。(親子ほど年は離れてませんが・・・念のため)

オリンピックはナショナリズムを意識するとき。

オリンピック選手のようにこの「japan」にも日本を代表して世界を舞台に羽ばたいてほしいです!
九州へ
 


15日、16日と九州へ商品の買い付けに行ってまいりました。

福岡と佐賀の2か所、いずれも忘れられない素敵な出会いとなりました。

あいにくのお天気で少し寒かったのですがそんな苦労はどこへやら・・・

今もまだ余韻にひたりつつパソコンに向かっております。


両親が福岡出身の私にとって九州はノスタルジア、とまでは行きませんが特別な思いがこみ上げてきます。

見覚えのある風景や聞き覚えのあるお国言葉に包まれながら「私のやきもの好きの原点はやはりここにあるのだなぁ」とあらためて思いました。

日本ほど多種多様にやきものが発展をした国はありませんが、その点において九州はとても重要な役割を果たしたところです。歴史的背景については諸説がありますが、とにかくさまざまな要因が重なってここを拠点に日本のやきものは飛躍的な発展を遂げました。

もちろん現在でもたくさんの窯元でたくさんのやきものが生産されており、短い滞在でしたが九州におけるやきもの文化の深さを感じました。

いつか1か月ぐらいかけてじっくりまわりたいなぁ、おいしい地酒をいただきながら(コラコラ、笑)・・・

今回は本当にたくさんの作品をお願いしてきましたので、出来上がりが楽しみです。特に福岡の作家さんの作品はまだ関西では紹介されたことがないそうなので。

どうぞご期待ください!
New Wave !



いつか和食器を扱うお店を持ちたい・・・そう思いながらうつわを見て回ってたころ、うまくクリアできないいくつかの問題にぶち当たりました。

そのひとつが「いい色絵の作品が見つからない」でした。

美術館や京都の料亭などに行くと目の覚めるような華やかなものが飾られてたりしますが、もっと実用的でリラックスして使いごこちを楽しめるようなものはないだろうか・・・私なりに探したのですが、なかなか・・・本当になかなか見つかりませんでした。

ですから坂場さんの作品を見たときは「あった!あった!あったー!」と叫んでしまいました(心の中で)。いまでもそのときのことは良く覚えてます。


坂場さんは茨城県水戸市在住の作家さんです。九谷焼の陶房で修行をされました。

かの北大路魯山人に憧れてこの道に入ったとか。

時代はもちろん異なりますが魯山人も九谷焼の窯元である初代須田菁華のもとで手ほどきを受けながら作陶に励みました。

きっと坂場さんは魯山人ゆかりの地でその作品はもちろん、魯山人のやきものに対するまなざしや情熱なども肌で感じたことでしょう。魯山人はもともと書家でしたが、陶芸においてもその才能をいかなく発揮しました。

坂場さんの作品は伸びやかな筆づかいと斬新な絵柄が特徴です。一瞬奔放に見えますがそこには坂場さんの才能となによりも努力が裏打ちされています。

作品を見ていると、ただ自由な作風を謳うのではなく、厳しい修練の末一度完璧に型を習得してから、自在に崩していったのが良くわかります。
とにかく・・・やっぱり筆づかいが素晴らしい!

そして本当に使いやすいです。大きさや重さもよく計算されていて、私も忙しい食事の支度のときは無意識に手が伸びます。


色絵の世界に新しい風が!
これからも若く新しい感性で、どんどん風通しをよくしてもらいたい。  

将来が本当に楽しみな作家さんなのです。


赤絵牡丹文汲み出し(直径約9cm)  坂場圭十
コツコツと
 


今日は暖かかったですね。

ここのところの寒さで縮みきってた背すじもちょっとは伸びたかも・・・

お天気は下り坂ですがこの暖かさは数日続くみたいです。

このタイミングに乗って、ギャラリースペースの掃除と片づけを!!

もうすぐ照明と大きな棚が届きます。

梅だより
 


立春とは名ばかり、今日は寒いですね。

なかなかストーブの前から動くことができません。

でも春の気配はちゃんと・・・庭の梅の木がけなげに花を咲かせています。

梅は和菓子や和服などさまざまな意匠に用いられてますが、もともとは外来の植物で、万葉のころの人々は梅を庭に植え中国的な雰囲気を味わったそうです。

その梅の木がこの国に根付き、春の訪れを象徴するものになるとは・・・かわいらしいこの花が日本人は大好きなのですね。


このうつわはあきささんの作品。

古瓦をモチーフにしており、どことなくオリエンタル。瓦つくりの技法も中国から朝鮮半島へ伝わり、仏教とともに日本へ伝えられたもの。

この写真ではうまくお伝えできないのですが、中央部分には放射状に刀痕がていねいにほどこされており、表面は少しマットな感じでとても素敵です。


さて、梅にもどりますが、梅農家の方のお話だと、梅の受粉にはミツバチの助けが必要なので、あまり早く開花してしまうと(まだミツバチの活動が始まってないので)うまくいかないそうです。
だからもう少し暖かくなるまで梅には待ってほしいと・・・。

梅の花は嬉しいですが、この話を聞くと・・・なんだかフクザツです。


古瓦皿(直径約21cm)  武内あきさ

白いうつわ
 


うつわは本来食べものを盛ったり花を活けるためにあるのですが、ただそのままの美しさを眺め楽しみたくなるようなものがあります。

水野さんのこのうつわもまさしくそう・・・

いちごやチョコレートと相性バツグンなのですが、手にしただけで凛としたたたずまいに見とれてしまいます。


水野さんは愛媛県の砥部在住の作家さんです。

この地域で採れる良質の陶石にこだわり、廃校となった小学校の校舎をアトリエにして活動されています。


私にとって水野さんの作品は長年の憧れでした。ずっとずっと思い続けていました。

ですから有名店やデパートで個展を開くほどの実力者でありながら、私のような小さなギャラリーを営むものがこうしてみなさまにご紹介できるなんて・・・本当に光栄に思います。


水野さんとは昨年の秋初めてお目にかかりましたがとても謙虚で、人や物にたいする偏見を一切持たない、まさに作られる白いうつわそのもののお人柄です。

そして古い時代のやきもののことをよく研究されていますが、どの作品も基本に忠実ながらただの写しには終わらず、オリジナルの展開で時代や国境を越えたグローバルなものを感じます。

このうつわもパリのアンティークショップなんかにありそう(行ったことないけれども)!


どこまでも真っ白な水野さんのうつわたち・・・

手に取るだび「この作品を並べるにふさわしいギャラリーにしなくては」と身の引き締まる今日この頃です。


白磁口紅輪花皿(直径約13cm)  水野克俊